学級崩壊の基本知識や概要、実情などをご紹介します。

学級崩壊の基本知識

文部科学省、学級経営研究会の定義によると、学級崩壊とは「生徒が教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しない学級の状態が一定以上継続し、学級担任による通常の手法では問題解決ができない状態に立至っている場合(学級がうまく機能しない状態)」とあります。わりと最近、どこかのテレビドラマでも見たような、見ないような…..。当初は主に、小学校におけるこのような状態について「学級崩壊」という言葉が使われていたようですが、実際には同様の現象が中学、高校でも見られ、さらにひどい「学校崩壊」にまでエスカレートするケースもあるようです。学級崩壊にはいくつかのパターンがあると言われていますが、多くの場合は複合的なものであり、誰かだけが悪いというものではありません。
1.主に教師に問題がある
若く経験の少ない教師やおとなしく発言の少ない教師の学級で起こりやすく、子どものしかり方や対処方法になんらかの力量不足がある場合です。
2.子ども側に問題がある
教師の存在とは関係のないところで、生徒同士の人間関係がこじれたり、いじめが起こっていたりすると、それをネタに授業中に問題行動を起こすケースです。また、「学習障害」と呼ばれる神経系の問題を抱える子どもがクラスにいる場合、その対処の途中で、他の子どもたちが好き勝手な行動をとりはじめたり、授業に集中しなくなるケースも見られます。
3.親に問題がある
昔に比べ、親が子どもに直接関わる時間は減っています。共働き家庭の増加、離婚家庭の増加、ふれあいの時間の減少が原因で、親が子どもになすべきしつけや教育が行われず、親に対する子どもの畏怖の念も薄れていることから、大人や社会に対する態度が的確にとれない子どもが増えているのです。
4.地域的な問題
根本的、伝統的に「学級崩壊」が起こりやすいエリアがあることは否めません。前の学年で起こったことを、次の学年もひきつぎ、それが「授業中に勝手なことをしてよい」という学校→地域全体の空気として広まっていくこともあります。

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